HONEY TRAP(1)~上司は身勝手な婚約者~
「早速、家に帰って家族作ろうか?」
「ええ~っ!?」
「嘘だ…お前を一人前にするのが先だからな…」
ホットドックを食べ終えた俺は先にベンチから腰を上げて、伸びをする。
夏の陽射しのように照り付ける太陽。
俺もとうとう暑くなって、ポロシャツの上に羽織っていたカーディガンを脱いで、腰に巻いた。
「マジで暑いなぁ」
「アイスクリームが食べたい…」
「俺も食べたい」
俺は額に伝う汗をハンカチで拭い、ようやく自社『オウミ林業』のモデルハウスを見つけた。
木の温もりが漂う和風建築の家。
「佐野部長!?」
エントランスの外で子供達に風船を配って、呼び込んでいたのは営業部の生崎課長!!?
「ええ~っ!?」
「嘘だ…お前を一人前にするのが先だからな…」
ホットドックを食べ終えた俺は先にベンチから腰を上げて、伸びをする。
夏の陽射しのように照り付ける太陽。
俺もとうとう暑くなって、ポロシャツの上に羽織っていたカーディガンを脱いで、腰に巻いた。
「マジで暑いなぁ」
「アイスクリームが食べたい…」
「俺も食べたい」
俺は額に伝う汗をハンカチで拭い、ようやく自社『オウミ林業』のモデルハウスを見つけた。
木の温もりが漂う和風建築の家。
「佐野部長!?」
エントランスの外で子供達に風船を配って、呼び込んでいたのは営業部の生崎課長!!?