HONEY TRAP(1)~上司は身勝手な婚約者~
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私は毎朝、セットしているスマホのアラームの音で目を覚ました。
アジアンテイストな天井にシーリングファン。
私はガバッと布団を畳んで飛び起きた。
「起きた?優奈ちゃん」
白いバスローブの姿に髪の濡れた吉良さんが爽やかな笑みを湛え、近づいて来た。
「ええ~っ!?」
私は久し振りに意識が飛ぶまで酔い潰れてしまった。
皆と別れるまで記憶は残っているけど、その後の記憶は完全に憶えていない。
キャミソール姿だし、吉良さんとヤッたの!?
「私達、ヤリました?」
柾史の時と同じパターンだ。酒は呑んでも呑まれるなと柾史の時に学習したはずなのに。
学習能力が全くない自分に自嘲的になった。
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私は毎朝、セットしているスマホのアラームの音で目を覚ました。
アジアンテイストな天井にシーリングファン。
私はガバッと布団を畳んで飛び起きた。
「起きた?優奈ちゃん」
白いバスローブの姿に髪の濡れた吉良さんが爽やかな笑みを湛え、近づいて来た。
「ええ~っ!?」
私は久し振りに意識が飛ぶまで酔い潰れてしまった。
皆と別れるまで記憶は残っているけど、その後の記憶は完全に憶えていない。
キャミソール姿だし、吉良さんとヤッたの!?
「私達、ヤリました?」
柾史の時と同じパターンだ。酒は呑んでも呑まれるなと柾史の時に学習したはずなのに。
学習能力が全くない自分に自嘲的になった。