HONEY TRAP(1)~上司は身勝手な婚約者~
「何もしてないよ…酒で酔い潰れてる女に手を出すのは同意のHじゃないでしょ?」
酔い潰れた私に手を出した柾史に訊かせてやりたい台詞だ!
吉良さんこそが本当にいい男かもしれないーーー・・・・
「服を脱がしたのは着ているスーツがシワならないようにする為だから…」
「色々と気を遣って頂いて、ありがとうございます」
「別に猫を貰ってくれた好だ」
吉良さんは肩に掛けたタオルで濡れた髪を拭きながらソファの下の小さな段ボール箱を覗く。
「それは何ですか?」
「静かだと思ったら寝ているのか…」
酔い潰れた私に手を出した柾史に訊かせてやりたい台詞だ!
吉良さんこそが本当にいい男かもしれないーーー・・・・
「服を脱がしたのは着ているスーツがシワならないようにする為だから…」
「色々と気を遣って頂いて、ありがとうございます」
「別に猫を貰ってくれた好だ」
吉良さんは肩に掛けたタオルで濡れた髪を拭きながらソファの下の小さな段ボール箱を覗く。
「それは何ですか?」
「静かだと思ったら寝ているのか…」