HONEY TRAP(1)~上司は身勝手な婚約者~
耳に響く重々しい鐘の音。
私の隣には私と同じ純白のタキシード姿の恭介。
水色のネクタイがワンポイントになり、上着の胸許には私の持つウエディングブーケと同じブートニア。
二人で薬指に光る銀色のマリッジリング。
青い瞳の恭介は絵本から飛び出た王子様のようだった。
「さっきね…お腹の中の赤ちゃんが動いたの」
「えっ?」
「赤ちゃんもきっと、私達の結婚が嬉しいんだと思う」
「俺も嬉しいよ…」
「私も」
恭介は嬉しそうに目を細めて誓いのキスに続いて私の唇にキスを落とした。
私の隣には私と同じ純白のタキシード姿の恭介。
水色のネクタイがワンポイントになり、上着の胸許には私の持つウエディングブーケと同じブートニア。
二人で薬指に光る銀色のマリッジリング。
青い瞳の恭介は絵本から飛び出た王子様のようだった。
「さっきね…お腹の中の赤ちゃんが動いたの」
「えっ?」
「赤ちゃんもきっと、私達の結婚が嬉しいんだと思う」
「俺も嬉しいよ…」
「私も」
恭介は嬉しそうに目を細めて誓いのキスに続いて私の唇にキスを落とした。