HONEY TRAP(1)~上司は身勝手な婚約者~
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「はははっ…浅見さん、マジでこの二人が恋人だったって知らなかったの?」
恒例行事となりつつある浅見家のホームパーティ。
メンバーは尚也さん&美桜さん、浅見夫妻に私…新しい面子として柾史とマー君が加わった。
「人の色恋に興味ないからな。しかし、柾史がマー君の本当のパパだったのか…」
「吉良の元会社の同僚だとは訊いたが…親友だったとは」
「で、二人は再婚しないの?」
尚也さんは缶ビール片手に私達に問い質す。
私は腕の中に抱っこするマー君を見つめる。
生後10ヵ月となったマー君も表情が出て柾史には懐いていた。
「マー君の為にも一緒になる必要があるんじゃない?」
「尚也さんにしてはいいコトを言ってるわ」
隣に座る美桜さんが言う。
「にしてはって…どう言う意味?」
尚也さんは目くじら立てて美桜さんを詰った。
「はははっ…浅見さん、マジでこの二人が恋人だったって知らなかったの?」
恒例行事となりつつある浅見家のホームパーティ。
メンバーは尚也さん&美桜さん、浅見夫妻に私…新しい面子として柾史とマー君が加わった。
「人の色恋に興味ないからな。しかし、柾史がマー君の本当のパパだったのか…」
「吉良の元会社の同僚だとは訊いたが…親友だったとは」
「で、二人は再婚しないの?」
尚也さんは缶ビール片手に私達に問い質す。
私は腕の中に抱っこするマー君を見つめる。
生後10ヵ月となったマー君も表情が出て柾史には懐いていた。
「マー君の為にも一緒になる必要があるんじゃない?」
「尚也さんにしてはいいコトを言ってるわ」
隣に座る美桜さんが言う。
「にしてはって…どう言う意味?」
尚也さんは目くじら立てて美桜さんを詰った。