HONEY TRAP(1)~上司は身勝手な婚約者~
案内されたのはリビングルーム。
私達はソファに座り、リフォームの話を切り出す。
「このままでも十分、素敵だと思いますけど…」
私は辺りを見渡す。アンティークな色使いの内装、梁をワザと見せてレトロな雰囲気を見せた空間。
「この家は前妻と一緒に建てた家だ。どうしても…亜矢子がリフォームしたいと言って」
前妻の好みで彩られた空間を自分の好みに変えたいのか…
リフォームしたい理由に納得がいった。
「それなら、ウチに依頼せず…会社のリフォーム部に頼めば安く上がるだろ?」
「会社の人を自宅に入れるのは嫌なの」
亜矢子さんは柾史の質問を即座に畳み掛けた。
「そう言うコトで…頼むよ。佐野夫妻」
「俺達はまだ…再婚してないと言うか…」
「そうか…優奈さんの方が離婚して半年経ってないのか…ウチはようやく、この間入籍したぞ」
私達はソファに座り、リフォームの話を切り出す。
「このままでも十分、素敵だと思いますけど…」
私は辺りを見渡す。アンティークな色使いの内装、梁をワザと見せてレトロな雰囲気を見せた空間。
「この家は前妻と一緒に建てた家だ。どうしても…亜矢子がリフォームしたいと言って」
前妻の好みで彩られた空間を自分の好みに変えたいのか…
リフォームしたい理由に納得がいった。
「それなら、ウチに依頼せず…会社のリフォーム部に頼めば安く上がるだろ?」
「会社の人を自宅に入れるのは嫌なの」
亜矢子さんは柾史の質問を即座に畳み掛けた。
「そう言うコトで…頼むよ。佐野夫妻」
「俺達はまだ…再婚してないと言うか…」
「そうか…優奈さんの方が離婚して半年経ってないのか…ウチはようやく、この間入籍したぞ」