HONEY TRAP(1)~上司は身勝手な婚約者~
「…胸貸してやるよ…有り難く思え…泥酔女…」




佐野部長の野卑な言葉に優しさを汲み取る。

酒の酔いに任せて部長の優しさに甘え、

胸の中に顔を埋めて泣いた。




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私は何度か瞬きを繰り返して瞳を開ける。


微睡んだ二つの瞳に映るのは私の部屋にはないシーリングファン。



アイボリーと木目のリバーシブルの羽根がお洒落だった。



身体を起こすと彼方此方の筋肉の痛みを覚え、その上布団の下は一糸纏わぬ裸。



隣でキモチ良さそうに眠る部長も裸だった。



私達は酔った勢いでセックスしてしまったようだ。











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