HONEY TRAP(1)~上司は身勝手な婚約者~
「先に起きていたのか…」



私がこの状況に狼狽していると、部長が目を覚ましクスッと笑っていた。




「ここはどこですか?ラブホですか??」




「俺の部屋だ…ラブホの方が良かったか?」



部長はしれっとした顔で身体を起こす。



無防備に見せる胸板に腹の見事な腹筋。部長…スーツの上では全く判らなかったけど、スタイル抜群の持ち主だった。



昨日の夜の出来事を全く記憶に残していない私。


逆に惜しいような気がして仕方がない。




「私達…ヤリましたか?」



「…まぁな。俺もたまっていたし…丁度良かった…燃えたよ」




「も、もも燃えた?」



私の顔からも一気に火が点き燃え出した。










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