HONEY TRAP(1)~上司は身勝手な婚約者~
私はバックを探り、煙草とライターを探す。
部長と同じデュポン社のライター・リベルテがあるけど。
一昨日買った吸いかけの煙草『ブラックデビル』の箱がない。
パッケージデザインが目立つからすぐに見つかるはずなのに。
部長は咥え煙草しながらゆっくりとアクセルを踏み、再び車を走らせる。
「部長、私のバックの中の煙草知りませんか?」
「さぁな」
部長の目は不敵に光っていた。
「私の煙草、何処に隠しました?」
「女性の喫煙は余り…スキじゃない。女性の喫煙はカラダに良くないぞ。お前は将来、俺の子供を産むんだから…今から、禁煙しろ」
「はぁ?」
「俺に子供は産めないから…作る時は大いに協力してやる」
「誰が部長の子供なんて…」
部長と同じデュポン社のライター・リベルテがあるけど。
一昨日買った吸いかけの煙草『ブラックデビル』の箱がない。
パッケージデザインが目立つからすぐに見つかるはずなのに。
部長は咥え煙草しながらゆっくりとアクセルを踏み、再び車を走らせる。
「部長、私のバックの中の煙草知りませんか?」
「さぁな」
部長の目は不敵に光っていた。
「私の煙草、何処に隠しました?」
「女性の喫煙は余り…スキじゃない。女性の喫煙はカラダに良くないぞ。お前は将来、俺の子供を産むんだから…今から、禁煙しろ」
「はぁ?」
「俺に子供は産めないから…作る時は大いに協力してやる」
「誰が部長の子供なんて…」