HONEY TRAP(1)~上司は身勝手な婚約者~
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「佐野部長、コーヒーです」
私は部長のデスクにコーヒーを置いた。
「サンキュー。俺のコーヒー係、これからも頼むよ」
「婚約者だなんて…皆にカミングアウトしたのは嘘だったんですか?」
「そうだけど…言った方が良かったか?」
「いいえ、別に…」
佐野部長は私の反応を面白そうに見つめ、コーヒーを喉に通した。
さっき私にキスした部長の唇が目の前に見える。
部長の唇を見つめてるだけなのに…
身体が熱を帯びて、心臓がドキドキと高鳴り出した。
「佐野部長、コーヒーです」
私は部長のデスクにコーヒーを置いた。
「サンキュー。俺のコーヒー係、これからも頼むよ」
「婚約者だなんて…皆にカミングアウトしたのは嘘だったんですか?」
「そうだけど…言った方が良かったか?」
「いいえ、別に…」
佐野部長は私の反応を面白そうに見つめ、コーヒーを喉に通した。
さっき私にキスした部長の唇が目の前に見える。
部長の唇を見つめてるだけなのに…
身体が熱を帯びて、心臓がドキドキと高鳴り出した。