HONEY TRAP(1)~上司は身勝手な婚約者~
私だって貴方を素直に受け入れようと努力しているのに。




このまま、部長の舌を噛み切って殺してやろうかと私の中で殺意が芽生える。



キスしながらゆっくりと私の身体をベットの上に押し倒していく。



パイル地のピンク色のルームウェアの上からやんわりと彼の両手が胸の膨らみを包み込む。




「怖いのか?」



「別に…処女じゃないし」



「でも、男性経験は少ないだろ?」



「うるさいわね。つべこべ言わずにさっさとヤッて」



「ムードがない。少し位…ムード出せよ」



私は甘いムードが凄く苦手。歯痒くなってどうすればいいのかパニックを起こしてしまう。



「ムードって言われても…」



「わかった。俺に身体を預けろ」














< 83 / 402 >

この作品をシェア

pagetop