HONEY TRAP(1)~上司は身勝手な婚約者~
「俺も限界だ…お前の望み通りのモノをやるよ」



「!!?」



突然、部長は私の膝裏を持ち上げて己の楔を打ち込んで来た。




私の下半身を襲う鈍痛と激しい圧迫感。



「優奈の中…最高だな」


「変なコト言わないで…」


間接照明の仄暗い光の中で見る部長の逞しい身体は見事な陰影を見せていた。



「まだ、満たされていないだろ?」



「部長だって同じでしょ?」



「満たされていない」



部長は私の身体に上半身を覆い被せて来て、頬を優しく撫でて唇にキスを落とした。



こんなにも丁寧に私の身体を扱う男は初めてだった。



年の差だろうか?


私が今まで付き合って来た男は皆、セックスは自分本位で早かった。


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