HONEY TRAP(1)~上司は身勝手な婚約者~
「お前もキスしたかったんだな…」
部長の声と吐息が私の鼓膜に響く。思わずくすぐったくて、身体を竦めてしまった。
部長よりも小さな私の身体が余計に小さくなってしまう。
「お前の項、色っぽい」
部長は私の項に唇を寄せて来る。
「ぶ、部長…やっ…くすぐ…」
「お前は感じやすいオンナだな。男としては嬉しいけど…」
「は、は早く…キスして終わらせて下さい…」
昨日の夜も沢山焦らされて、恥かしい思いをさせられた。
屈辱とまではいかないけど、やっぱり恥ずかし過ぎて思い出したくもない。
「泣きそうな顔して、おねだりするなよ」
別にねだっているワケじゃないわよ。焦らされるのは嫌なだけ。
部長は私にキスを落とした。社内で交わす初めてキス。
ブラインドの隙間入り込む朝の光が、私達の不謹慎なシルエットを照らした。
部長の声と吐息が私の鼓膜に響く。思わずくすぐったくて、身体を竦めてしまった。
部長よりも小さな私の身体が余計に小さくなってしまう。
「お前の項、色っぽい」
部長は私の項に唇を寄せて来る。
「ぶ、部長…やっ…くすぐ…」
「お前は感じやすいオンナだな。男としては嬉しいけど…」
「は、は早く…キスして終わらせて下さい…」
昨日の夜も沢山焦らされて、恥かしい思いをさせられた。
屈辱とまではいかないけど、やっぱり恥ずかし過ぎて思い出したくもない。
「泣きそうな顔して、おねだりするなよ」
別にねだっているワケじゃないわよ。焦らされるのは嫌なだけ。
部長は私にキスを落とした。社内で交わす初めてキス。
ブラインドの隙間入り込む朝の光が、私達の不謹慎なシルエットを照らした。