ピアス星制度
毎日同じ時間に音楽を流す噴水広場の時計
商店街の笑い声
いつもと変わらぬまち並み
退屈だと言ってしまえばそれまでだが
実際は普通が一番だと実感する
制服のネクタイを少し緩めながら神宮寺帝は溜息をついた
顔が知られてしまえば何処へ行っても神宮寺様、神宮寺様
しかし、そんな彼でもひとつ嬉しい事があった
それは
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