もう弟なんてやめてやる。
「え、これ…」
あの時、町田くんに
奪われたネックレス…
驚いた雫が陸を見上げた。
何で陸が持ってるの…?
「町田に返してもらった。雫にごめんって言っといてって…」
「………」
「アイツと明石さ、裏で繋がってんだよ。だから俺たちの邪魔をしようとしたんだ」
「………」
薄々気づいてたけど、
やっぱりそうなんだ…
雫がネックレスを
ギュッと抱きしめるように持って。
「…陸、取り返してくれてありがと」
「…ううん。それ、チェーンがちぎれてるから新しくしないとね」
ポンポンとあたしの頭を
叩く陸が優しくて、
胸がぎゅっとする。
あの時、町田くんに
奪われたネックレス…
驚いた雫が陸を見上げた。
何で陸が持ってるの…?
「町田に返してもらった。雫にごめんって言っといてって…」
「………」
「アイツと明石さ、裏で繋がってんだよ。だから俺たちの邪魔をしようとしたんだ」
「………」
薄々気づいてたけど、
やっぱりそうなんだ…
雫がネックレスを
ギュッと抱きしめるように持って。
「…陸、取り返してくれてありがと」
「…ううん。それ、チェーンがちぎれてるから新しくしないとね」
ポンポンとあたしの頭を
叩く陸が優しくて、
胸がぎゅっとする。