もう弟なんてやめてやる。
「陸…」

「ん?」

「えっと…で、電気…///」

「……あ、ごめん」



パチッと電気が消えて。

カーテンの隙間から漏れる
月明かりがあたし達を照らす…


「っ///」


パサッとシャツを脱いだ陸が
月明かりに照らされて、

やっぱり思わず目を逸らした。


陸があまりにも格好良くて
色っぽくて、

─────直視できない。


この前見ちゃった時とは
レベルが違う──!//


そんな雫の様子を見て
陸がまたふっと笑う。

ギシ…


ベッドが軋んだと同時、



「…雫も、脱ごうか」

「え、待っ…///」


プチプチとパジャマの
ボタンを外されてく。

グッ、と陸の手を
押さえて抵抗。

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