もう弟なんてやめてやる。
「陸ー?」
「…あ、ごめん。何?」
バシバシと腕を叩いて
やっと陸が気づいてくれた。
最近の陸は、
さっきみたいにボーッと
してることが多いような気がする。
「どうしたの?最近何かあったの?」
「…いや、何もないよ?」
…嘘だ。
その笑顔は無理矢理笑った時の
笑顔だもん。
でもこういう時、
あたしは深く突っ込める程の
勇気が──────、ない。
「そう言えば、芹沢たちは?」
「ジェットコースターに並んでる。2人きりにしてあげようと思って」
「そっか。…んー、じゃぁ俺たちも何か見る?」
「でも穂乃華ちゃん達戻って来たら、あたし達居なくて困るよ?」
「…あ、ごめん。何?」
バシバシと腕を叩いて
やっと陸が気づいてくれた。
最近の陸は、
さっきみたいにボーッと
してることが多いような気がする。
「どうしたの?最近何かあったの?」
「…いや、何もないよ?」
…嘘だ。
その笑顔は無理矢理笑った時の
笑顔だもん。
でもこういう時、
あたしは深く突っ込める程の
勇気が──────、ない。
「そう言えば、芹沢たちは?」
「ジェットコースターに並んでる。2人きりにしてあげようと思って」
「そっか。…んー、じゃぁ俺たちも何か見る?」
「でも穂乃華ちゃん達戻って来たら、あたし達居なくて困るよ?」