いつもと違うルート
立ち読みしてたら後ろから肩を
トントン!!

私がふりかえると、藤井くんがにっこり笑って

『ごめんごめん♪まったせた!!』
って

『ううん♪待ってないよ』


『じゃぁ行きますか♪』


『うん♪』

私たちはならんで
コンビニを後にした


そして居酒屋に入って


『ビール』って藤井くんが注文

『梅酒ロックで』


『『はいよー』』お店の人の元気な声が聞こえた


直ぐに出てきた

ビールと梅酒で、乾~杯



『かな、ずっとあそこにすんでた!?』


『うん!!就職してからだからもう五年目だよ』

『マジで!!俺ももう三年目だけど!!会わねーもんだな!!』

『本当だよね♪もっと早く合ってたらこうやってご飯行けて楽しかったのにね♪』


『まぁこれからはこうして楽しく飲もうな♪』


『うん♪』


『そいやーかなはさ…彼氏とかいないわけ?』


って
『いない。出会いもなかったし…モテないんだよね私…藤井くんは、モテモテだから彼女に困んなくていいなぁ♪』


少しよいが回って…

口を尖らせて甘えたようないってしまった…


『俺…モテねーよ♪だって今だって彼女いねーし!!』


『嘘だー』


『これマジ!!』


『へー以外だった!!』

ペース上がって3杯目の梅酒


『でもさ~藤井くん昔っから女の子が回り囲んでてさ~私は近寄り堅くてさ~遠くから見てることしか出来なかったなぁ~あっ!!ストーカーじゃないからね♪』


『なにいってんだよ…加奈だってモテモテで、男子は皆加奈見てたっての!!信じらんねーあの加奈が鈍感でそんなことに気がついてなかったなんて…(笑)』


『えー!?そーなの!?何でもっと早く教えてくんなかったの!!そしたらさっ(笑)』


『バーか!!』

『なによー!!』


『あぁ…あの頃お前学年一番人気な女子でさ~話したくてうずうずしてたやつはたくさんいたけど、いつも仲良し二人組の女子でつるんでいなくなるしで、お前は他校に彼氏がいるとか…そんな噂がずーとあったんだよ…』

『そっそうなの…私は誰とも付き合ってなかったよ…』

はーっと肩をおとした


『あっそうだ♪メールも教えといて♪』
急に思いつて

バッと明るく言う私に

『かわんねーな!!その喜怒哀楽の激しさ♪』

『えー私は怒はないけどな♪言うなら喜哀楽だよー(笑)』


『そうだな!!加奈に怒の感情はねーな』


そして赤外線で交換した♪




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