図書館のカガミ



掃除のおばちゃんに読み聞かせの馴染みがある事を聞きおばちゃんの手をギュッと握り真剣に訴えた。



「しかも…今日読み聞かせの放送する事になっちゃって…!!

一冊くらい何か見つけていた方がいいって言われたんですけど…何を目安に探していいのかわからなくて…………。」



差し迫る不安から私は一方的に事情を説明する…。


掃除のおばちゃんは始めこそは私の様子に驚いていたもののやがて先程の絵本を指差して答えた。






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