図書館のカガミ
受け付けカウンターの裏側にブックトラックを配置して、怒賀さんは私のブックトラックを先導してもらえたお陰で児童用の配置場所までたどり着けた。
所定の配置場所をアイコンタクトで怒賀さんと確認したあと安堵の息をついた。
「じゃあ…まあこんな要領で配架を後はしてもらう事になるんだけど…誰かが持ってくるとか必ず決まっている訳でもないから完全に配架を終えた状態で空っぽになったら作業室に持ってきてもらえる?
まあ見ての通り通路やご利用者様の妨げにならないようにしながら配架ができるように場所を覚えて!!」