図書館のカガミ


おはなし会が催される2つの用意された部屋に辿り着いた。


部屋の中は大部屋をアコーディオンカーテン式の仕切りで区切ったりして一つの部屋にしているだけという感じだった。



窓を開けると心地のよい風が入りこんでくる。


アコーディオンカーテンについてる鍵の錠が解かれた部屋に循環していくように風はお日様のにおいを含み風とともに部屋の中を駆けめぐる。



「早速だけど…マイクとか音響機材を運ぶから…白雪さんにはおはなし会の会場作りをお願いしたいんだよね。」



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