図書館のカガミ
児童書と一般書に分かれているブックトラックを交互に見比べていたら返却イケメン係りさんがクスクスと私の行動を見て笑われた。
「ブックトラックを児童書コーナーに移動させるって手もあるよ!
まずは…絵本とかから片付けていったらどうかな?」
あとからあとから追加されてつくるギッシリと詰まった返却本にただ目で追いかけてなかなか選べない私の様子を見ながらさり気なくアドバイスして返却係りさんはカウンターへと帰っていった。