図書館のカガミ
それは……。
――まるで一瞬の出来事で気がつくと絵本の書架に寄りかかり小さな足を投げ出して楽な姿勢で絵本を楽しそうにみている真横に怖さレベル10…くらいの迫力でしゃがみこみ(属にいうヤ○キー座り的な格好で‥汗)その天使の顔を覗きこんでいた。
「―これ‥ブーブー!
―これ‥モーモー!」
天使の微笑みで愛らしく訴えるお子様に眉間に皺をよせて覗き込む香神主任を固唾を飲み見守る中香神主任が天使の頭にポンと手を置いた。