図書館のカガミ


先独さんに連れられて作業室に続く扉を開けて中に入りすぐ右手の階段を上った先にも扉が待ち構えているのがみえた。

『この先関係者以外立入禁止』の立て看板が重そうな立派な扉に貼り付けてあった。


「階段の先にあるんですか?」


「そうだよ…。

ここからは…自分達以外は入れないエリアだからね。」


ふんわり優しい笑顔を浮かべて階段を上るとセンサー式の明るめの黄金色に灯されたライトに照らされた。
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