ー 遥彼方 ー 新撰組と共に 【番外編】
また景色は移り変わり……………
仕事復帰後の島原……………………
君菊が入って三つ指付いてご挨拶
慌てて遥もご挨拶
遥【清少納言です。どうぞご贔屓…】
ポロン コロコロコロコロ
全【ブーーーーーーーーーー】
……………………………………
遥「あっ!君菊だぁっっっ!!!」
土方「会いたくねぇ~~~~」
遥「まだ怒ってんの?君菊が悪いんじゃないんだから可哀想でしょうっっっ!!!」
土方「あれは……無理だ…………
言ってくれれば……防げた」
遥「それでもたぶん無理だったよ……
君菊は日にち知らなかったし
私は歳には言わなかったから」
土方「あの日は後悔しかねぇ……」
遥「知れば迷い
知らねば迷わぬ
恋の道」
バコンッッッ!!!
土方「死にてぇ~~~~~か!!!」
遥「死んでるしっっっ!!!
私、豊玉さんの句……好きだよ?」
土方「ふっ!騙されぬっっっ!!!」
遥「ふふふふふふふふ……
確かに……上手くないし……
笑えるけど……………
歳っぽくなくて可愛いよ…」
土方「殺してやるっっっ!!!」
遥「 ・差し向かう
心は清き
水鏡
・しれば迷い
しらねば迷ふ
法の道
・三日月の
水の底照る
春の雨
・水の北
山の南や
春の月
・人の世の
ものとは見へぬ
桜の花 」