ー 遥彼方 ー 新撰組と共に 【番外編】




   また時を渡り……………

    遥と君菊と呑んでる処



  遥【あっ!そうそう

    私、土方が死にそうになったら

    あいつの命優先するから……

    もし私が死んだら………………

     土方を宜しく頼むわ………】

   君菊【断るっっっ!!!】

    遥【君菊にしか頼めない……

     ってゆーか、君菊なら譲る】

   君菊【死なんといて?】

        ポロポロポロポロ

    遥【……………………………………】

   君菊【死んだら……許さんよ……

      土方はん泣かせたら………

   地獄の果てまで追い掛けてやるから】

    遥【死ぬつもりはないけど………

      もしも……の時だから……

     土方は組には絶対必要なの

    だから……私は土方の盾になる

    それは土方の恋仲になってから

      決めてたことなの…………】

   君菊【いややぁーーーーーー!】

    ギューーーーーー!!!


    ……………………………………


 
  平助「こんな大事な会話に…………

     帯解いてくれぇーーーー!!!」

 遥「分かった? 君菊にはふせげなかったんだよ……………」 

  土方「一言だけで良かったんだ……

 遥がそう言ってたと伝えてくれれば……」

   遥「これは無理だよ……君菊は

    戦う人間の気持ちは分からない

   死と隣り合わせなのは分かってても、

 こんな簡単に人間が死ぬことは知らない」

   土方「……………………………………」

   遥「もう君菊を責めないで……」

  
   平助「お願い………離して……」


   遥「君菊は十分苦しんだ筈だよ?」

   土方「……………………………………

     分かった…あいつが死んだ時は

           迎えてやる」



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