運命という名の中で…only you


そうとは 知らず
怒りの収まらないオレは
傷付いてる千穂に
追い討ちをかけた。


「どうだ?気分は?
楽しかっただろ?
オレがまんまと 騙されていくのが!
気がつかないオレもオレだよな
あれだけ 悲惨な別れしといて
コロッと オレのことが好きとか
言うはずないもんな
バカだよオレは…ハハハ」


「翔太…。ゴメンね
ホントにごめん」


「謝るくらいなら はじめっからすんな!」


時間が戻せるなら
あの日に戻してくれ。


千穂は別れてた?


あっ!紗央莉が言ってた元カノって
もしかして 千穂?


直ぐ様 紗央莉の部屋へと行ったのだ。


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