運命という名の中で…only you


「手伝おうか?」


道也が台所へ来たから
あたしは すぐに捕まえた。


「どうしてきてんの?翔太」


「さっきまで 一緒にいて
今から『咲良んちですき焼きする』って
言ったら『オレも行っていい?』
って 言うからさ~
えっ?なんか不味いことでもある?」


あるよある!大有りだわ~。


「そんな…」


「もう関係ないんだろ?
なら いいじゃん!
これからは 友達として会えば
いいんじゃねぇ?」


「・・・・・」


そう簡単に言わないでよ!



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