運命という名の中で…only you
「良かった 翔太が出来るようになって…」
「出来なかったら?
別れる?」
「別れないよ そんなことで!
だけど あたしが
何とか直してみせてた…かな?」
「ヘェ~どうやって?
ねぇ!どうやってぇ?」
あたしを追いやる翔太。
「どうって…
もー!そんなこと聞くな!っての」
翔太の頭をど突いてやった。
その手はまた
奪われ 抱き締められる。
ずっとずっと そのままの姿で
朝まで 過ごした。