運命という名の中で…only you


「オレの印象悪くして
どうする?」


「あっ…アハハぁ~
そっかぁ~
中田くんは イイ人なんだよぉ~」


さっきの撤回したが


「遅いわ!アホ」


2人みてると
漫才を見てる感じで
楽しい。


「木村ちゃん
今夜空いてないの?」


「…空いてます…ね」


「空いてるなら 参加ね
あたし 先に行くから
中田くんと来てね」


あたしの返事を聞く前に
さっさと居なくなった。


「白石さんって 嵐みたいな人ですね」


「確かに…あれで仕事が出来るんだから
凄いヤツだけどな
落ち着きないよな」


「いやぁ~ 羨ましいな!
あんなになりたい!
綺麗で 仕事バリバリで!
バシッって 竹を割ったような性格だし!」


「へっ?
木村には 似合わないよ」


「そーかな?
実は あたし あれに近い性格なんだよ(笑)」


そう
あたし 勾配キツいかもしれない。


だから 翔太とだって
バチバチ喧嘩してたし。


ち・ちょっと!
なんで ここで翔太が出てくるのよ!








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