運命という名の中で…only you


目の前に 大輔さんの顔が


・・・・・


言葉なんて何もなく
自然と重なり合ってた…。


甘く…。
深く…。


少し恥ずかしくて…
それを紛らすため


『プッ』


と 笑ってしまった。


「今 笑うところ?」


「だってぇ~いきなりだもん」


大輔さん
なんか…落ち着いてて
余裕があって…。


あたし…
いっぱいいっぱいなのに…。


始めてのことじゃないけど
やっぱり緊張するし。


それに…ここ!
アパートの下!!!


キョロキョロと回りを 伺った。


セーフヽ(^o^;)ノ
誰も居ない。


大輔さんは
『また明日なぁ~』
なんて 余裕な顔をして
帰っていった。









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