運命という名の中で…only you
ドアノブを回すと…
あれ?鍵掛けてない!
バカな翔太
閉め忘れてる!
ヨシ!脅かせてやろー!
玄関の扉をゆっくりゆっくり
音を立てないように回した。
えっ??????
玄関には翔太の靴
そして 女物のパンプス?
来客?
それも女?
それでも あたしは まだ 疑ってなかった。
だって
今まで 他の女とか
そんな 素振り無かったわけだし
翔太はあたしだけ!
と 自意識過剰だったかもしれない。
すると 奥から
なにやら 変な声が聞こえてきた。
それは 耳を塞ぎたくなるような
声だった。