恋の王様
No.1
新学期が始まってもう3日になる。
なのに、誰一人として話さず帰る毎日。
別に、仲良くしたくない訳じゃなくてむしろ仲良くしたい。けど、なかなかクラスに打ち解けられなかった。
(今日も、だーれとも話さなかったな…)
放課後になって、携帯を見ると緑のランプが光っていた。
今日泊まりに行く約束をしていた友達からだった。
『何時くらいになる?』
『8時くらいかな』
ポケットに携帯をしまって、玄関にむかった。
憂鬱な1日が終わって、やっと週末だというのに気分は晴れないままだった。
(今更だけど、行きたくないなあ…
でもまあ、久しぶりだし愚痴でも聞いてもらおう。)
心の中で、夜のことを考えながら学校をでて帰路についた。
なのに、誰一人として話さず帰る毎日。
別に、仲良くしたくない訳じゃなくてむしろ仲良くしたい。けど、なかなかクラスに打ち解けられなかった。
(今日も、だーれとも話さなかったな…)
放課後になって、携帯を見ると緑のランプが光っていた。
今日泊まりに行く約束をしていた友達からだった。
『何時くらいになる?』
『8時くらいかな』
ポケットに携帯をしまって、玄関にむかった。
憂鬱な1日が終わって、やっと週末だというのに気分は晴れないままだった。
(今更だけど、行きたくないなあ…
でもまあ、久しぶりだし愚痴でも聞いてもらおう。)
心の中で、夜のことを考えながら学校をでて帰路についた。