記憶の欠片をたどって
第1章 2人の幼なじみ
ピリリリリッ
...またあの夢だったな
部屋に鳴り響くアラーム音で目が覚めた
寝起きのわたしにとってあまりにも大きすぎる音だから、優しく止めることなどできない
このぐらい大きくないと起きれないのだが...
バンッ!
少しの苛立ちを込め、時計を叩く
自分で強く叩いていて言えることではないが、長い間この時計にお世話になっているがよく今まで壊れなかったものだ
1度は目が覚めたものの、抜けきっていなかった睡魔が襲ってきた
少しだけ...もう少しだけ寝かせて...
睡魔に負け、布団をもう1度頭まですっぽりと覆い丸くなった
まだ暖かい布団の中で、重くなる瞼を閉じる
...はずたったのだがいきなり布団が無くなり驚いて目を見開いた
窓からの太陽の光に思わず目を瞑った
「凜ちゃん、そろそろ起きないとおいてっちゃうよ?」
「え?」
聞きなれた声だけど、この部屋にいるわけがない
恐る恐る目を開けて声の主を見た
「おはよ、やっと起きたね。」
「い、い、いやーーーーーーーーーー!」
私の朝は悲鳴で始まったのだった
...またあの夢だったな
部屋に鳴り響くアラーム音で目が覚めた
寝起きのわたしにとってあまりにも大きすぎる音だから、優しく止めることなどできない
このぐらい大きくないと起きれないのだが...
バンッ!
少しの苛立ちを込め、時計を叩く
自分で強く叩いていて言えることではないが、長い間この時計にお世話になっているがよく今まで壊れなかったものだ
1度は目が覚めたものの、抜けきっていなかった睡魔が襲ってきた
少しだけ...もう少しだけ寝かせて...
睡魔に負け、布団をもう1度頭まですっぽりと覆い丸くなった
まだ暖かい布団の中で、重くなる瞼を閉じる
...はずたったのだがいきなり布団が無くなり驚いて目を見開いた
窓からの太陽の光に思わず目を瞑った
「凜ちゃん、そろそろ起きないとおいてっちゃうよ?」
「え?」
聞きなれた声だけど、この部屋にいるわけがない
恐る恐る目を開けて声の主を見た
「おはよ、やっと起きたね。」
「い、い、いやーーーーーーーーーー!」
私の朝は悲鳴で始まったのだった