男友達と彼氏は別でしょ!?
「...ありがと。」
その缶ジュースを受け取り、頬に当てる。ひんやりして気持ちいい。

「ん。つーか、お前も泣くんだな」

「え?」

「なんか...ただのチャラくて軽い奴かと思ってた。」

「なに、それ...。」

「さっき思ったけど、お前キャラ変わったな。」

「そう...?」

「おう。なんかムカつく話し方じゃなかった。」

あぁ、そーいえば俺、大河の前では余裕ぶりたくて「~でしょー?♪」みたいな話し方してたっけな...。
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