男友達と彼氏は別でしょ！？

「た...大河？」

あたしはおそるおそる名前を呼ぶ。

「おい、乃愛離せよ。」

相変わらずドスの効いた声。
ちょ、まじで怖いわ..！

そんなのお構いなしの星也。
ﾆﾔ...w
星也が口角をつり上げた。

「じゃぁさー、大河君はー。」

星也の茶髪のゆるめのパーマに似合うようなゆるゆるした話し方であたしを抱き締めたまま言う。