男友達と彼氏は別でしょ!?
彼氏はあんただけ。
無視してあたしは歩き出す。

「さ、さぁて、あたしらも帰りますかねー。」

ぐーんと背伸びして歩き出す。

すると後ろから足音がしない。
後ろを振り返ると、大河が立ち止まって俯いていた。

「大河ぁー?」

少し大きな声で名前を呼ぶ。
< 24 / 210 >

この作品をシェア

pagetop