第2弾しましまパンツマン
「梅さま、お出掛けですか?」
「たまには木六本にも行かねば、ホントに仙人になっちまったと思われる」
「まあ、ご冗談を」
琴姫が、ホホッと笑って梅サクラに言うと、梅サクラは、胸の前で印を切り目を閉じた。
――ヴァイオリン!?
「梅さま……どうかなさいました!?」
「縁――不思議なるかな」
梅サクラは目を開け静かに、だが低く響く声で告げるように言った。
「では、ごきげんよう。さようなら」
唖然とする琴姫にはお構い無しに、梅サクラは駅舎に向った。
「……縁ね~」
呟いて、店へ入ろうとした琴姫だったが、聞こえてくる爆音に振り返った。
「たまには木六本にも行かねば、ホントに仙人になっちまったと思われる」
「まあ、ご冗談を」
琴姫が、ホホッと笑って梅サクラに言うと、梅サクラは、胸の前で印を切り目を閉じた。
――ヴァイオリン!?
「梅さま……どうかなさいました!?」
「縁――不思議なるかな」
梅サクラは目を開け静かに、だが低く響く声で告げるように言った。
「では、ごきげんよう。さようなら」
唖然とする琴姫にはお構い無しに、梅サクラは駅舎に向った。
「……縁ね~」
呟いて、店へ入ろうとした琴姫だったが、聞こえてくる爆音に振り返った。