第2弾しましまパンツマン
「そうでしたか……えっ!? 周桜詩月!? (・□・;)!!えっ――あ!?」

イチノも、カウンターのダイアもポスターと、ダウンし席に突っ伏している少年を交互に見る。

「あぁ、ここにもポスターが貼ってあるのか。ゴメン、驚かせて」

思いがけない展開に、イチノはポカンとしながらも、「いえ、お連れ様は大丈夫ですか? 必要でしたら医者を呼びますが」と訊ねた。

「仲居!? あんたが……。医者は呼ばなくていいぜ。薬を今、飲ませたから」

「はあ」

「落ち着いたら旅館まで案内して。ったく、たかだか2時間程度の電車でダウンって」


「……ごめん」

小さく頼りな気に細い声が聞こえた。

「急に黒玉村へ行くなんて、お前も物好きだぜ。何で野郎3人でGWに……デゼニーランドの方がマシだろ」



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