第2弾しましまパンツマン
「そうだ。若いが良い演奏をする」

なっしーはボスターをジッと見つめ、首を傾げた。

「修正堂のCMの……」

ポツリ呟く。

「おい、早く乗れ」

低い声、サングラス越しに睨まれた気がし、なっしーは急いで荷物を後部座席に押し込み座った。

「気さくな奴だ。気軽に曲のリクエストをするといい」

フッと表情を崩さず笑い、車を走らせる。

本屋の前で、大二郎はクラクションを鳴らした。

店の硝子窓越し外を見ていた、しずっちは黒塗りのDWMのクラクションに、急いで外へ出る。

目隠しされた車の窓をゆっくり開け、「しずっち、黄色いのを乗せて旅館に寄る」大二郎は、それだけつげて走り去った。


「……えっ!? 黄色いのって?……あっ(゜O゜;……なっしー!?」

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