第2弾しましまパンツマン
「さあ、そこまでは……でも防音装置のスイッチがバカになってるらしい」

「おいおい、大丈夫なのか!?」

「ん……お手上げみたいだけど」

「嘘だろ!? 機械音痴ばっかりかよ」

「理久、出番だ」

「仕方ねぇ、見てくるか」

理久は面倒臭そうに立ち上がり、部屋の外に出る。

部屋の中にいるより響く音は、足下からも振動が伝わってくる。

「酷いな。イビキって聞いたが、これってまるで地鳴りだな。えっと防音装置が効かないって?」

旅館スタッフ理久は貢からの情報をよく通る声で口にする。

「(¯□¯;)!! 何でそれを知っとるん?」

「……さあな。で、防音装置は何処だよ?」

「部屋の中のクローゼット横に」

コルキがポツリ答える。

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