第2弾しましまパンツマン
「はい、証拠……先ほど眼鏡をかけた方から、これを受け取りました」
コルキは言い、梅サクラと詩月が話をしている間に貢から手渡されたチップを見せた。
「面妖な……。奴によれば、ICPOからズパンが潜入したとの情報もあったとか」
「あのズパンが!?」
「『シレーネ』半人半鳥の怪物の名を冠した名器、……が、何故ズパンが目をつけたか委細は未だ話せる範疇にない」
梅サクラは眼光鋭く、声を落とす。
「ズパンは変装の達人……気を付けよ」
「はい」
頷いたもののコルキには、たかがヴァイオリンに?としか思えなかった。
ストラディヴァリウスならば狙われても不思議はない、その程度のことしか知らない。
ガダニーニなど聞いたことさえない。
梅サクラは手応えの無さを感じ、呟くように語った。
コルキは言い、梅サクラと詩月が話をしている間に貢から手渡されたチップを見せた。
「面妖な……。奴によれば、ICPOからズパンが潜入したとの情報もあったとか」
「あのズパンが!?」
「『シレーネ』半人半鳥の怪物の名を冠した名器、……が、何故ズパンが目をつけたか委細は未だ話せる範疇にない」
梅サクラは眼光鋭く、声を落とす。
「ズパンは変装の達人……気を付けよ」
「はい」
頷いたもののコルキには、たかがヴァイオリンに?としか思えなかった。
ストラディヴァリウスならば狙われても不思議はない、その程度のことしか知らない。
ガダニーニなど聞いたことさえない。
梅サクラは手応えの無さを感じ、呟くように語った。