大好きな君に

「黒瀬くん、日本史のノート出した?」

あぁ声まで可愛い。

「あぁまだ。はいこれ」

「ありがとう。じゃあ出してくるねー」

と、彼女が持ったのはノート全員分。

「あ、澤田さん手伝うよ」

キョトンとする彼女からノートを奪う。

「あ、で、でも私係りだし!」
と僕が持ったノートを奪うのを阻止しながら

「じゃあ、これ持って」

僕が差し出したのは5冊のノート

でもこれじゃあ

とか言っていたけどシカトして

「澤田さん、行こう?」

と僕が言うと

何故か顔を赤くした澤田さんがちょこちょこ着いてきた

「(超可愛い…)」






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