大好きな君に


お昼ご飯を食べて、ぼーっとしていると


『あのさ、俺。

優亜のこと好きなんだけど、付き合ってくんないかな?』




……………え?

幼なじみにこんな普通に告白出来るものなの?

私は待って待って待ち続けて、まだ隠してるって言うのに。

『……な、な、なんでまた。』


『いやー…俺思ったんだけど。
優亜が一番一緒に居て居心地良いんだなって。』


『はぁ…』


『前に言ったじゃん?比べちゃうって。俺、気づいてなかったみたい。優亜が好きって。』と言われた。

なにか返事しなきゃ、返事を……



『夏樹…私も、好きだよ…ずっと前から。』















って言えなかった。
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