大好きな君に

『優亜ちゃん、また会おうな?…ってことでアドレス教えて?』

『良いですよ、私もまた会いたいです。』


『嬉しいね、そう言われると。』


お互いにアドレス交換して、駅でばいばいしようとしたら、家の最寄り駅が同じ駅だった。



二人でおかしくなっちゃって、笑い合った。


『じゃあ、送るよ。』


『お願いします。』


まだ一緒に居たいと思ったから、素直に受け入れた。


それから誕生日、趣味とか休みの日は何をしてるとかをお互いに話しをした。


共通点が多くてビックリした。

『じゃあまた会おうな?』


『はい、また。
おやすみなさい。』


楽しすぎて、ほんわかした気持ちのまま家へ入ろうと振り返った。


そこには、夏樹がいた。
< 34 / 35 >

この作品をシェア

pagetop