君色。〜ずっと忘れない〜

すごく悔しかった。身体を丸めてじっとしていた。

すると…
「いちごチャーン?」
そこには知らない男の先輩が4人立っていた。

私「な、なんなんですか。出て行ってください。」
男性恐怖症が少しずつ回復してきたと思っていたのは間違いだった。男の先輩は少しずつ少しずつ私に近づいてくる。

「どうしたの?その格好ー。誘ってんのー?笑」
絶対、愛華が言ったんだ。愛華がこの人達に言いふらしたんだ。

「ねぇー、なんとか言ってよー。」
先輩は、私の身体をべたべた触ってくる。気持ち悪い。吐きそう。
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