君色。〜ずっと忘れない〜
「というか下着丸見えだよ?なんなら脱がしてあげよっか?」
血の気が引いた。
私「やめてください!触んないで!」
ドンッ、先輩を押し倒してしまった。
「いってぇー! ちょっと苺チャンそんなことしていいのかな?」
やばい、今度こそなんかされる。
こんなとき頭に浮かぶのは優也だった。
なんでこういうときに限ってきてくれないのよ!
「苺チャン、脱ぎましょうねー♡」
「っ……嫌だっ!やめっ!」
男の力には叶わない。でも、こんなのに負けてなんかいられない。
ドカッ。私は先輩を脚で蹴り手を振り離して猛ダッシュで逃げた。