君色。〜ずっと忘れない〜
優也「知らねー。買うもののメモだけ渡された。これ。」
メモを受け取った。そこには…
にんじん 玉ねぎ ウインナー じゃがいも コンソメ ピーマン ひき肉
買ってきてね♡
ハートマークが可愛らしくて笑ってしまった。
優也「何笑ってんだよ」
私「だって、ハートマーク……っははっ!お母さん可愛いねー! というかこの材料から見るとポトフとピーマンの肉詰めだよ。うん。」
優也は、呆れ顔をしながら
「ということはお前、料理できんのー?」
私「できるわっ!毎日作ってるもん」
優也「え、意外!というか男のくせにできるんだなー。へー女みてぇ。」
私「女みてぇって…どっからどうみても女でしょうが!!!」
笑いながらしゃべった。
少し嫌なことも忘れられて気が楽になった。