君色。〜ずっと忘れない〜
約1時間泣き続けていた。

優母「どう?少し落ち着いた?」

私「ずびっ すみません。落ち着きました。ずずっ」
ティッシュで鼻水をかんだ。

優也「で、どうすんだ?制服とか家のこととか。あと親に連絡しなくていいのか?というかうち泊まるんだから服とかもってくるか?これから。」
そうだよね、泊まるんなら準備しなきゃだよね。

私「そうだよね…。親のことは心配いらないよ。とりあえず家行ってくるね!」

優母「あらそう?じゃあ優也も一緒に行きなさい。」

私「えっ!悪いですよ!1人で大丈夫ですから」

優也「いや、あぶねぇーから。一緒に行くぞ。」
そう言われて断る理由もなく2人で夜の道を歩いた。

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