君色。〜ずっと忘れない〜

シュー……。
酸素が入ったスプレー菅を口に当ててもらった。呼吸が楽になった。

私「はぁっ……。 すー……はぁー」

優母「もう大丈夫ね。とりあえず汗拭くから苺ちゃんは楽にしててちょうだい」
タオルで額や首を拭いてくれた。
頭の中は、ぼけーーっとしていた。

何も考えたくない。
何も考えられない。
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